仕事の自動化

Jotformとは?問い合わせ・予約・注文の受付をひとつのフォームに

情報確認日:2026-09-22 · 編集:Norra Office

Jotformで作成した日本語の相談受付フォーム
当サイトで作成した2項目の検証用フォーム。入力と回答保存を確認しました。
この記事の目次
  1. アンケートを作るだけのツールではない
  2. どんな受付に使える?用途から選ぶ4つの入口
  3. 最初は「相談内容を受け取る」フォームで十分
  4. 作り方は、項目を置いて、試して、共有する
  5. Googleフォームで足りる場合との違い
  6. 無料で試せる。ただし利用上限は確認する
  7. 受付のあとも自動化したくなったら
  8. よくある質問

問い合わせが届くたびに「ご希望の内容は?」「いつまでに必要ですか?」と聞き直している。回答はメール、添付は別のメッセージ。受付だけで、思った以上に時間を使ってしまう。

Jotform(ジョットフォーム)は、こうした受付の入口を自分で作れるフォーム作成サービスです。質問を画面上で配置し、回答を集められます。問い合わせだけでなく、予約の希望、注文、社内申請など、受け取りたい情報に合わせて使います。

この記事では、最初から複雑な仕組みを作るのではなく、「次のやり取りに必要な情報が、最初の回答で揃う」フォームを出発点にします。

アンケートを作るだけのツールではない

フォームの役割は、質問を並べることだけではありません。誰に何を聞くか、回答後に何をするかまで考えると、受付の手間を減らせます。

たとえば「資料が欲しい人」と「見積もりを相談したい人」を同じフォームで受け付ける場合。資料請求の人に予算や納期を必須入力させる必要はありません。Jotformの条件分岐を使えば、見積もりを選んだときだけ追加の質問を見せられます。

入力する人は関係のない質問を読み飛ばさずに済み、受け取る側は相談に必要な情報をまとめて確認できます。ここが、単にメールアドレスを掲載する方法との違いです。

どんな受付に使える?用途から選ぶ4つの入口

困っていることフォームに用意する項目の例導入前に決めること
問い合わせのたびに聞き直している問い合わせ種別、相談内容、必要な場合だけ希望納期誰に追加質問を見せるか
予約希望がDMに散らばっている希望日時、相談内容、連絡先希望受付なのか、その場で予約確定なのか
注文内容の記入漏れがある商品、数量、受取方法支払い方法、送料、対応する決済サービス
社内の依頼内容が揃わない依頼者、目的、希望日、必要な添付閲覧できる人、承認が必要な人

予約希望を集めるフォームと、空き枠を管理して重複予約を防ぐ仕組みは別です。注文も、入力欄を作っただけでは決済まで完了しません。必要な機能と運用を決めてから、連携や追加設定を選びましょう。

最初は「相談内容を受け取る」フォームで十分

最初の1つにおすすめなのは、普段メールやDMで聞いている内容を整理した問い合わせフォームです。まず3〜5項目に絞ります。

「念のため」で項目を増やさず、その回答を受け取ったあとに使う情報だけを集めます。住所が不要な相談で住所を必須にする、といった設計は避けます。

作り方は、項目を置いて、試して、共有する

Jotformのフォーム作成画面には、短い文章、長い文章、選択肢などの入力部品が用意されています。文章を書き込む欄と選択する欄を使い分け、質問名を読者に伝わる表現へ直します。

  1. 新しいフォームを開き、目的に合う項目を追加する。
  2. 質問名と説明を、実際に受け付けたい内容に変更する。
  3. 必須にする項目を必要なものに絞る。
  4. 条件分岐が必要なら設定する。
  5. プレビューでパソコンとスマートフォンの入力を確かめる。
  6. 架空のテストデータを送信し、受け取る側の回答を確認する。
  7. 問題がなければ共有用リンクやサイトへの設置方法を選ぶ。

今回、名前と相談内容の2項目を持つ日本語フォームを実際に作成しました。架空の相談を送信すると、送信完了画面が表示され、Jotform Tablesに同じ相談内容と名前が1件保存されました。条件分岐を加える前に、この往復を確かめるのが最初の一歩です。

Jotform Tablesに保存された架空の相談内容とテスト担当の回答
当サイトで作成・送信したテスト回答。実在の問い合わせではありません。

条件分岐を詳しく設定する方法は、Jotformで必要な質問だけを表示するで解説しています。

Googleフォームで足りる場合との違い

単純なアンケートや出欠確認で、すでにGoogleフォームを使えているなら、すぐに乗り換える必要はありません。Googleフォームにも、回答に応じて別のセクションへ進める機能があります。「分岐できるのはJotformだけ」ではありません。

Jotformを検討する理由は、今の受付で必要になった機能にあります。質問の見せ方を細かく変えたい、注文受付や別サービスとの連携まで整えたい、といった場面です。実際に使うフォームを1つ作り、操作の分かりやすさと利用上限を比べると判断できます。

Google公式:回答に応じて質問を表示する

無料で試せる。ただし利用上限は確認する

Jotformには無料のStarterプランがあります。公式料金ページでは、標準機能、テンプレート、決済連携などを利用できると案内されています。無料プランにはブランド表示があり、利用枠の拡大や表示の削除は有料プランを検討する理由になります。

比較するときは月間回答数だけでなく、フォーム数、保存容量、決済を伴う回答など、自分の使い方に関係する上限も確認します。決済サービス側の手数料とJotformのプラン料金も別々に考えます。

2026年9月22日に確認したStarterの主な上限は次のとおりです。

項目Starterの上限
フォーム数5個
月間回答数100件
保存できる回答の合計500件
保存容量100MB
月間フォーム閲覧数10,000回
月間の決済を伴う回答10件

月間回答数と保存回答数は別です。毎月100件以内でも、過去の回答を残していけば保存上限に近づきます。有料プランはBronze・Silver・Goldなどがあり、利用上限を増やせます。年間契約の割引価格を月払いの料金と取り違えないよう、契約期間と更新時の価格を公式料金表で確認してください。

まずは無料枠で、よく届く相談の受付を1つ作ってみてください。質問の聞き直しが減る設計にできるかを確かめてから、本番運用へ進めば十分です。

Jotformで無料のフォームを作る

受付のあとも自動化したくなったら

フォームを整えたあと、回答を別の表へ転記したり、担当者へ毎回通知したりする作業が残ることがあります。まずは必要な回答が揃うことを確認し、それから自動化する範囲を広げます。

アプリ同士の受け渡しを考えるなら、Makeとは?も参考になります。フォームを作る目的はツールを増やすことではなく、受付に追われる時間を少しずつ減らすことです。

よくある質問

日本語のフォームを作れる?

作れます。本記事の実例も、日本語のタイトルと質問で作成しています。管理画面の言語と、回答者が見る質問文は分けて考えます。共有する前にボタンや完了メッセージも確認しましょう。

無料で始めて、あとから有料にできる?

無料Starterで作り始め、回答数や保存容量などが必要になった段階でプランを検討できます。最初から有料契約をする必要はありません。

個人情報を集めてもよい?

実際の受付では、何のために情報を集めるかを説明し、必要な項目だけを取得します。回答を見られる担当者と保存期間も決めてください。検証段階は架空データで十分です。

機能の根拠:Jotform公式FAQ用途別の活用例

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