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Claude CodeのAGENTS.md対応とは?設定方法と読み込まれないときの確認

情報確認日:2026-09-19 · 編集:Norra Office

この記事の目次
  1. AGENTS.mdは、開発AIへ渡すプロジェクトの説明書
  2. 今回の変更:初期設定ではCLAUDE.mdがない場合に読む
  3. まず小さな作業で試す手順
  4. 指示書には、実際に使う場所と確認方法を書く
  5. 設定が見つからない・読まれない場合

開発AIを切り替えるたびに、テスト方法や変更してよい場所を説明し直す。そんな手間を減らしたい人に関係する更新です。Claude Code 2.1.277から、プロジェクトの作業ルールをまとめるAGENTS.mdを直接読み込めるようになりました。ただし、既存の指示ファイルと利用環境によって動きが変わります。

AGENTS.mdは、開発AIへ渡すプロジェクトの説明書

AGENTS.mdは、ビルドやテストの方法、コードの書き方などをMarkdownで記録するためのオープンな形式です。人が依頼するたびに同じ説明を書かずに済むよう、プロジェクト側に置きます。出典:AGENTS.md公式サイト

たとえばWebサイトで「編集するのは原稿ファイル。公開用HTMLは生成結果」という区別があるなら、その場所を具体的に書きます。AIが見たファイルを片端から直す前に、作業の前提を伝えるためです。対応するAI同士で同じ情報を管理しやすくなりますが、読み込み方まで全ツール共通になるわけではありません。

今回の変更:初期設定ではCLAUDE.mdがない場合に読む

対応開始は2.1.277です。Bedrock・Vertex・Foundry経由は、このリリースでは対象外とされています。出典:Anthropic公式リリースノート

最初に見るのは、ファイル名と置き場所

既存の指示を探す作業フォルダと上位階層
CLAUDE系の指示はある?
初期設定を照合CLAUDE系があれば優先
なければAGENTS.md
必要なら変更/configを開く
Project instructions
公式仕様をもとにした当サイトの概念図。設定画面ではありません。

初期設定の判定には、作業フォルダと上位階層のCLAUDE.md、.claude/CLAUDE.md、CLAUDE.local.mdが含まれます。AGENTS.mdを置くだけで、既存の指示書も含めてすべて読まれるとは限りません。両方を使うなら、/configProject instructionsclaude-md-and-agents-mdを選ぶ方法があります。出典:Claude Code公式・読み込み条件

まず小さな作業で試す手順

  1. バージョンと利用環境を確認する。対応版かを確かめます。更新直後の最初のセッションでは有効にならず、次のセッションから読み込まれると公式に案内されています。
  2. 既存ファイルを残して内容を見る。AGENTS.mdを試すために、既存のCLAUDE.mdをいきなり削除する必要はありません。共通の情報とClaude固有の情報を分けます。
  3. Project instructionsを確認する。両方読む設定を選ぶ場合は、同じ作業に反対の指示が書かれていないかを先に見ます。
  4. 変更を伴わない質問で確かめる。「このプロジェクトのテスト方法と、編集対象の場所を説明して。ファイルは変更しないで」と尋ね、意図したルールが伝わっているかを見ます。

指示書には、実際に使う場所と確認方法を書く

以下は、原稿からHTMLを生成する小さなサイトを想定した当サイト作成の例です。フォルダ名やコマンドは架空の構成に合わせています。そのまま貼らず、自分のプロジェクトで存在するものへ置き換えてください。

# 記事サイトの作業ルール

## 編集する場所
- 原稿は content/ にあるMarkdownを編集する。
- public/ のHTMLは生成物なので直接編集しない。

## 変更後の確認
- package.jsonのbuildスクリプトでHTMLを生成する。
- 変更した記事の見出しとリンクをブラウザーで確認する。
- 確認できなかった項目は完了報告に残す。

## 公開
- 本番公開は依頼に含まれている場合だけ行う。

「高品質にして」の一文より、「どこを直すか」「何を確かめるか」が書かれている方が、依頼者も結果を評価できます。最初は、実際に説明し直したことを数項目だけ置いて試すのがよいでしょう。

失敗が起きたら、禁止事項を大量に追加する前に、どの情報が足りなかったかを確認します。たとえば生成HTMLを編集してしまったなら、原稿と生成物のパスを区別する。記事リンクを壊したなら、変更後に確認するURLを明確にする。これは当サイトの運用提案です。

設定が見つからない・読まれない場合

テレメトリーを無効にした環境や、組織側で関連機能を制限している環境などでは、この設定を使えない場合があります。設定を使うためだけに組織の保護設定を変更せず、管理者の方針と公式の適用条件を確認してください。

直接読み込めない場合は、隣のCLAUDE.mdへ@AGENTS.mdと書いて取り込む方法が公式に案内されています。また、直接読み込んだAGENTS.mdは/memoryの一覧に出ません。一覧にないだけで失敗と決めず、読み込みメッセージや指示内容の説明で確認します。出典:公式の利用条件と代替方法

この更新の使いどころは、ツールを乗り換えること自体より、毎回説明していた作業情報を保守しやすくすることです。まず1つのプロジェクトで、短い指示書が次の作業にも伝わるかを確かめてみてください。

Claude Code公式の設定ガイドを見る →

コードを書かずにアプリ間の手作業を減らしたい場合は、Makeの役割と自動化の例も参考になります。

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